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林業経営コースに11人 和歌山県農林大学校

研修生を代表して宣誓文を読み上げる岡崎光希さん(右から2人目)=和歌山県上富田町生馬で
研修生を代表して宣誓文を読み上げる岡崎光希さん(右から2人目)=和歌山県上富田町生馬で
 和歌山県上富田町生馬の県農林大学校林業研修部で5日、今春から同研修部の林業経営コースで学ぶ人たちの入講式があり、11人が出席した。

 林業経営コースは2017年に開設された。1年間にわたって林業の専門知識や経営知識を座学と実技実習、現場作業などを通じて学ぶ。

 5期生となる11人は年齢層が10~60代と幅広い。7人は県内在住者、4人は県外出身者。女性は1人。

 式典は大教室であった。前田公博校長が式辞で「先輩が林業、木材産業の第一線で活躍している。皆さんも森林組合や林業事業体などで中心的な担い手として活躍できるよう、われわれ職員が一丸となって取り組んでいく」と激励した。

 研修生を代表し上富田町朝来の岡崎光希さん(22)が「即戦力となれるよう林業の知識や技術、経営の基礎を習得し、さまざまな資格取得に挑戦する。また、的確に判断、対応できる能力と体力も身に付ける」などと力強く宣誓文を読み上げた。

 岡崎さんは、大学在学中に知人から林業の魅力について話を聞いたのがきっかけで林業に関心を持ち、入講を決めたという。

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