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あがら丼食べて特産品 田辺観光協会がスタンプラリー

「あがら丼」「あがら飯」をPRするスタンプラリーのポスター
「あがら丼」「あがら飯」をPRするスタンプラリーのポスター
 和歌山県田辺市の田辺観光協会は、地元の食材を使ったランチメニュー「あがら丼」「あがら飯」をPRするスタンプラリーを始めた。参加店舗のスタンプを2個以上集めると、特産品などが当たる抽選に応募できる。期間は来年3月31日まで。

 あがら丼は2007年から始めた取り組み。参加店舗が魚類・海藻類、熊野牛やジビエ、南高梅など地元の食材を使った個性的なメニューを提供している。

 スタンプラリーは、新型コロナウイルス禍で苦境に立つ飲食店を応援しようと初めて企画。これをきっかけに新規の参加も積極的に呼び掛けたところ、参加店舗は昨年度の8店を大きく上回る16店となった。このうち、10店が新規だという。丼だけではなく、ピザやサンドイッチ、ラーメンなどもある。

 観光協会事務局は「これまで以上に種類豊富なメニューがそろっている。コロナ禍で外出機会が少ないいま、地元の人にも田辺ならではの食材を味わっていただき、楽しみながらスタンプを集め、抽選に参加してほしい」と話す。

 参加店舗のメニューを掲載した応募台紙付きパンフレットを、街なかポケットパーク(湊)や市観光センター(同)、各店舗などで配布。応募はポケットパークへ持参か郵送する。

 抽選は、前期(9月30日まで)と後期(10月1日~来年3月31日)に分けて実施。1人何回でも応募できる。

 異なる店舗のスタンプを2個以上集め、当選した人には、「あがら丼賞」として3千円相当の特産品などを計40人(前・後期各20人)に、6個以上には「あがら丼愛好家賞」として、3千円相当の特産品3カ月分を計10人(各5人)に贈る。10個集め、当選した人には「あがら丼名人賞」として、3千円相当の特産品半年分を計6人(各3人)にプレゼントする。

 問い合わせは、田辺観光協会(0739・26・9929)へ。

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