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新成人30人を花火で祝福 みなべ町の有志

新成人を祝福して打ち上げられた花火(和歌山県みなべ町埴田で)
新成人を祝福して打ち上げられた花火(和歌山県みなべ町埴田で)
 和歌山県みなべ町埴田の南部漁港で3日、花火とミニライブがあった。新成人を祝福し、コロナ禍で沈滞する地域を元気づけようと地元の有志が企画した。会場には新成人約30人が訪れ、粋なプレゼントを喜んだ。

 企画したのは地元の農業、山本譲さん(45)や自営業、森本祥平さん(38)ら町民有志5人でつくる「新成人を祝う会」で、花火は田辺市のイベント企画団体「Recvation(レクベーション)」が行った。新型コロナウイルスの影響で、1月4日からこの日に延期された成人式に合わせて企画。式典は新型コロナの感染拡大により中止となったが、イベントは予定通りに開いた。

 カウントダウンの後、3分間にわたって花火が打ち上げられた。漁港の周辺では地元住民らも眺め、喜んでいた。

 花火の前には田辺市を拠点に活動するアコースティックデュオ「アロエルート」とシンガー・ソングライターの夢奈が、ミニライブで新成人を祝った。

 新成人の左官業、竹中孝雄さん(20)=みなべ町北道=は「成人式が中止になり残念だったが、花火があってよかった。迫力があり、いい思い出になる」。祝う会の代表、山本さんは「成人式だけでなく、昨年には花火も中止になっていた。少しでも元気になってもらえればと思う」と話していた。

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