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空港業務の書類を電子化へ 南紀白浜「モデル構築し広げたい」

和歌山県の南紀白浜空港で使われる各種申請書類。管理に手間が生じているという
和歌山県の南紀白浜空港で使われる各種申請書類。管理に手間が生じているという
 和歌山県白浜町の南紀白浜空港を運営する南紀白浜エアポートは、民間企業と連携し、空港運用業務のペーパーレス化に向けた取り組みを進める。インターネットを通じてデータを管理するシステム環境を新たに構築するという。


 実用化にめどがつけば、この”白浜モデル”を全国の空港にも広めていきたいという。担当者は「将来的には、移動や宿泊、飲食などにも管理の対象を広げ、空港到着後の利便性の向上にもつなげたい」と展望を語る。

 全国の空港では、申請のほとんどに紙を用いており、記入や管理に手間が生じている。白浜空港で最も多いのは、車両や人が保安区域に立ち入る際に書いてもらう書類で、これだけで年間約1500枚にもなる。

 これらの情報をネット上のシステムで管理できるようにしたいという。紙への記入ではなくタブレット端末での入力や、ウェブ上での事前申請を想定している。

 エアポート社によると、航空法に基づく規定で誰が、いつ、どんな目的で入ったかを記録し、保存しておく必要はあるが、紙でないといけないとのルールはない。「今回の取り組みで、紙ベースで運用している書類の8割は変更できると考えている」と話す。

 連携するのは、システム構築などを手掛ける大手「NTTデータ」(東京都)と、航空業界にネットワークを持つ「レイメイ」(同)。

 エアポート社を含む3社は6日、空港運用業務の効率化に向けた覚書を交わした。白浜空港で業務に携わるエアポート社員の意見も参考に、NTTデータはシステムの原型を作り、レイメイは専門的な助言をするという。

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