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外出自粛、31日まで延長 政府の対応受け、和歌山県

和歌山県庁
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 仁坂吉伸和歌山県知事は7日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、11日までの予定で県民に要請していた不要不急の外出自粛要請を31日まで継続すると発表した。和歌山市内の飲食店に求めている営業時間短縮要請も同日まで延長する。

 政府が緊急事態宣言地域に愛知県と福岡県を加え、期間を31日まで延長したことや、まん延防止等重点措置の適用地域に北海道と岐阜県、三重県を追加したため。

 仁坂知事は県内の大型連休中の感染状況について「保健医療行政や病院が必死になっているのに(1日当たりの感染者発表人数が)20人以上も出てしまうのは、全然感染が収まっていないというべきだ。楽観はできない」とした。連休中は閉院する医療機関が多かったために、連休明けに受診者が増え、感染が判明する人が増える可能性もあるとも指摘した。

 さらに、症状が発生してからすぐに受診せず、本人が重症化したり周囲の多くの人に感染させたりするケースがあるとし「非常に不本意。症状があれば無料で検査できるので、県民にはぜひ(早期受診を)守ってもらいたい」と強く呼び掛けた。

 仁坂知事は、県外から県内に通勤している建設労働者へのコロナ対策について、テレワークは困難であるため、県内での宿舎設置に助成をすると説明した。また、工期が迫れば人員が密集する恐れがあるとして、県が実施する工事については、工期の延長も含め、柔軟に対応するとした。

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