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神島が7年連続本選へ 写真甲子園

 和歌山県田辺市の神島高校写真部が13日、「第28回全国高等学校写真選手権大会(写真甲子園2021)」=実行委員会主催=の本選出場を決めた。神島の本選出場は7年連続7回目。

 写真甲子園は、北海道の大自然を舞台に高校生が写真の腕を競う大会。実行委によると、本年度は全国479校から応募があり、全国11ブロックの事前審査を通過した18校が本選に出る。

 例年なら、代表校のメンバーを北海道に集めて本選を開催しているが、本年度は昨年度同様、新型コロナウイルスの影響で参加者を集めずに実施する。昨年度の本選は募集の際に提出された組み写真で審査して順位は付けなかったが、本年度はそれぞれの地元で撮影された作品をインターネット上で審査員が講評する。開催日程は7月27~30日。3人一組でテーマに沿って地元で撮影した組み写真を審査し、優勝校を決める。

 神島は2019年度まで大会史上初の3連覇をしている。

 今回、本選出場を決めた神島の出品作はカラー8枚組みで、タイトルは「わせぐらし」。地元の方言で「私の家の暮らし」を意味する。田辺市やみなべ町の山間部を舞台に撮影し、山里の暮らしを表現した。

 顧問の恵納崇教諭(49)は「北海道に行けないのは残念だが、最後までベストを尽くしてほしい」と話している。

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