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「勿忘」が再生1億回突破 メンバーが上富田出身のオーサムシティクラブ

Awesome City Club(左からatagi、PORIN、モリシー)
Awesome City Club(左からatagi、PORIN、モリシー)
 和歌山県上富田町出身のatagi(アタギ)=東京都=が所属する男女ツインボーカルの3人組バンド「Awesome City Club(オーサムシティクラブ)」の楽曲「勿忘(わすれな)」が、インターネットに接続しながらスマートフォンやパソコンなどで楽曲を再生する「ストリーミング」で1億回以上再生された。


 一般社団法人「日本レコード協会」(東京)が6月30日、配信開始から5月末までに1億回以上再生された楽曲に認定したと公表した。

 オーサムシティクラブのメンバーは、atagi、女性メンバーのPORIN(ポリン)、モリシーの3人。

 「勿忘」は、俳優の菅田将暉と有村架純が主演した映画「花束みたいな恋をした」の予告映像に使われた。実在のバンドとして映画にも出演しており、メンバーで映画を鑑賞し、その内容に刺激を受けて作った「インスパイアソング」。atagiが作曲、atagiとPORINが作詞し、2人が歌っている。1月27日から音楽配信サイトで配信している。

 atagiは紀伊民報の取材に対し「たくさんの方に聴いていただいている実感がようやく湧いてきたところです。とてもありがたく感じています。和歌山から応援してくださっている方の声もたくさん届いています。本当にありがとうございます。いつか地元で凱旋(がいせん)ライブができるように、ますます頑張ります」とコメントした。

 atagiは小学6年生の頃、父親のアコースティックギターをこっそり触ったのがきっかけでギターに興味を持ち、ロックやバンド音楽などを聴くようになった。田辺商業高校(田辺市、現神島高校)に在学中は同級生とバンドを組み、文化祭で演奏もした。「プロになりたい」と、上京して音楽専門学校に進学。卒業後、13年にオーサムシティクラブを結成、15年にメジャーデビューした。

 同バンドの新曲「夏の午後はコバルト」が、6日から始まる連続ドラマ「彼女はキレイだった」のオープニング曲に起用されることも決まった。

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