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和歌山県内12湯がサミット 9月に龍神で開催へ

「わかやま12湯サミット」について話し合うWOK委員会のメンバー(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
「わかやま12湯サミット」について話し合うWOK委員会のメンバー(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
 和歌山県田辺市龍神村の龍神温泉など、県内にある12の温泉地の関係者でつくる「WOK委員会」は、龍神村龍神の宿泊施設「季楽里龍神」で運営委員会を開き、県内温泉地の魅力を全国に発信しようと「わかやま12湯サミット」を9月2日に同施設で開くことを決めた。


 WOK委員会は、もともと「わかやまOKE12湯運営委員会」として、事務局を協同組合県旅行業協会の中に設けて活動してきた。このほど、利光伸彦委員長が県旅館ホテル生活衛生同業組合の新理事長に就任したため、新委員長に龍神温泉・下御殿の龍神英弥さんが就任し、委員会名を「WOK委員会」に改めた。「W」は和歌山やわくわく、「O」はおもてなしや温泉、面白い、「K」は心や研究、考える、感動などの頭文字という。

 委員は県内の12の温泉の旅館・ホテルのおかみや女性社員らが多い。12湯は田辺市では龍神温泉のほか本宮町の川湯、渡瀬、湯の峰の各温泉。他に白浜温泉などがある。

 サミットは、WOK委員会を広く知ってもらう機会とし、メンバー同士の交流を深め結束を高める機会にするとともに、和歌山の温泉の魅力を発信する方法を探ることなどを目的とする。

 龍神委員長は「ホテルや旅館のオーナーは会議などで会う機会が多いが、他施設の従業員同士が話をすることはめったにないので、この委員会の活動を通じて交流を図り、能力向上につなげてもらいたい。県内には素晴らしい温泉がたくさんある。『チーム和歌山』として取り組み、女性の力を生かして、多くの人に和歌山の温泉地を知ってもらい、来てもらえるようにしたいと考えている」と話している。

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