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世界遺産の闘雞神社で暁の祭典 田辺祭、来年こそと舞奉納

舞姫が「浦安の舞」を奉納した暁の祭典(25日、和歌山県田辺市東陽の闘雞神社で)
舞姫が「浦安の舞」を奉納した暁の祭典(25日、和歌山県田辺市東陽の闘雞神社で)
 和歌山県田辺市東陽の世界遺産・闘雞神社で25日午前4時半から、例大祭「田辺祭」の一つ「暁の祭典」があった。総代らが参列して神前に玉串をささげたほか、舞姫が舞を奉納した。

 舞姫を務めた会社員の仲川朋花さん(20)=田辺市江川=が拝殿で「浦安の舞」を舞った。例年の衣装は多彩な色をあしらっているが、新型コロナウイルスに打ち勝つとの思いを込め、神社の”勝ち色”という白色の衣装を身にまとった。小学6年生の時から参加している仲川さんは「暁の祭典でこの衣装を着るのは初めてだったが、練習通りに楽しく舞うことができた」と話した。

 新型コロナの影響で、田辺祭は昨年に続き、人が集まる祭事は中止になった。暁の祭典でも、拝殿へ上がる人数を絞った。長澤好晃宮司は「新型コロナの終息を祈って祝詞を奏上した。来年こそは盛大に催行されるようにと祈った」と話した。

 参列した田辺祭保存会会長の高田英雄さん(83)=同市福路町=は「厳かな雰囲気の中での神事で、この時だけは新型コロナやマスクをしていることも忘れられた」と話した。

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