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列車や空の便に影響 台風9号、3連休最終日に接近

白波が砂浜に打ち寄せ、遊泳禁止になった白良浜(9日午前8時半ごろ、和歌山県白浜町で)
白波が砂浜に打ち寄せ、遊泳禁止になった白良浜(9日午前8時半ごろ、和歌山県白浜町で)
 台風9号が9日午前、紀伊半島に最接近した。強風のため列車の運休や飛行機の欠航が相次ぎ、3連休で訪れていた観光客らに影響が出た。和歌山県の南紀白浜空港では9日午前1時52分に最大瞬間風速24・7メートルを記録しており、和歌山地方気象台は大雨などへの警戒を呼び掛けている。


 気象台によると、台風9号は8日午後8時すぎに鹿児島県枕崎市付近に上陸後、宮崎県、大分県を通過、翌9日午前5時すぎに瀬戸内海から広島県呉市付近に再上陸した後、同9時に岡山県で温帯低気圧に変わった。10日には日本海から東北に進む見込み。

 10日朝までの24時間予想雨量は、東海で300ミリ、関東甲信と近畿で180ミリ、北陸と中国で150ミリ、北海道と四国で120ミリ、東北で100ミリ。

 9日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は北陸と近畿、中国で25メートル(35メートル)、四国で23メートル(35メートル)などとなっている。

 JR西日本和歌山支社は9日、新大阪発、白浜方面行きの特急列車6本と新宮や白浜発、新大阪行きの特急列車8本の計14本の運転を取りやめた。新宮―和歌山駅間の普通列車も強風のため一部で運転見合わせや遅れが生じた。

 日本航空(JAL)は9日午前の南紀白浜―東京(羽田)間の定期便1往復計2便を欠航にした。

 観光客でにぎわっていた白浜町は、町内4カ所の海水浴場を遊泳禁止にした。白浜温泉街のある宿泊施設の担当者は「残念だが自然が相手のことであり、こればかりは仕方ない」と話した。

 県内は、台風9号の湿った空気の影響で、9日夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となっており、局地的に雷雲が発達する見込み。海上は、うねりを伴い大しけとなっている。10日は高気圧に覆われておおむね晴れると予想されている。 

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