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ろうそくともし先祖しのぶ 秋の彼岸で千灯供養法要会

ろうそくに明かりがともされて幻想的な雰囲気となった成就寺の墓地(23日、和歌山県串本町西向で)
ろうそくに明かりがともされて幻想的な雰囲気となった成就寺の墓地(23日、和歌山県串本町西向で)
 和歌山県串本町西向の成就寺(大崎實宗住職)で「秋分の日」の23日、約50人が参列し「千灯供養法要会」が営まれた。墓石の前などに先祖をしのぶろうそくがともされ、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。

 同寺で毎年この日に営んでいる法要。午後5時半ごろから本堂や境内で大崎住職や参列者が読経や焼香などをした後、参列者が約千本のろうそくに火を付け、墓石の前などに一つ一つ丁寧に立てた。

 大崎住職は「コロナ禍の中だが、大勢にお集まりいただいた。お墓にろうそくの明かりをともしてしのんでいただくことで、ご先祖も喜んでおられると思う」と話していた。

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