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上富田町長選に立候補表明 元県職員の田中氏

田中健司氏
田中健司氏
 任期満了に伴う和歌山県上富田町長選挙(2022年1月25日告示、30日投開票)に向けて、元県職員の田中健司氏(60)=上富田町市ノ瀬、無所属=が立候補を表明した。立候補の表明は、現職の奥田誠氏(57)に続いて2人目。

 8日、田辺市内で記者会見を開いた。県ラグビーフットボール協会理事を務める田中氏は、公私とも上富田町のスポーツ行政に深く関わってきたといい、「スポーツに限らず、何らかの形で町に関わり、いろんな活動ができたらと思い続けてきた」と説明。「地元の方々から、今の町政は積極性がない、町民との交流が少ない、県とのつながりが薄いという声を耳にした。37年間の行政経験と培った人脈を生かして、故郷のために少しでもお役に立てたらと立候補を決意した」と語った。

 今後の展望について、「町民と役場が一つとなり、全員が一丸となって、『チーム上富田』として新しい夢のある未来をつくっていきたい。県とのつながりや人脈を生かし、生涯スポーツの振興や地域資源を生かしたまちづくり、子育て支援、健康増進、防災などに取り組んでいきたい」と話した。

 田中氏は、上富田町市ノ瀬出身。田辺高校、関西大学を卒業後、1984年に県庁入庁。県教委スポーツ課副課長や県議会事務局総務課長、県老人クラブ連合会専務理事兼事務局長などを務め、2021年3月に退職した。4月からは大阪湾広域臨海環境整備センター和歌山事業所の所長を務め、9月に退職した。

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