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龍神村のご当地ソング「悠久人の詩」を披露 CD発売の金子さん(紀の川市)

ギターを弾きながら歌う金子ひろさん(田辺市龍神村福井で)
ギターを弾きながら歌う金子ひろさん(田辺市龍神村福井で)
 田辺市龍神村福井にある道の駅「水の郷日高川 龍游」の広場でこのほど、紀の川市の歌手金子ひろさんが、龍神村をテーマにした「悠久人(ゆめびと)の詩(うた)」を披露した。

 「悠久人の詩」は、ジェリー藤尾さんや藤田まことさんが歌ったことのある龍神村のイメージソング。このほど和歌山市狐島の「LURU MUSIC」が企画制作、金子ひろCD制作委員会が復刻CDとして自主制作し、10日に発売した。以前、龍神村を訪れたシンガー・ソングライターの上山登さんが、龍神村の自然と住む人々に感銘を受けて書き下ろした曲という。

 金子さんは、ポップスやフォークから歌謡曲までを歌う。LURU MUSICによると、2005年に関西歌謡大賞のグランプリを受賞しながらもレコード会社のオファーを受けないでいたが、今回「悠久人の詩」と合わせて「忘れじの紀の川」(野口雨情作詞、松崎しげる作曲)の2曲でCDデビューした。

 11日が誕生日で51歳になった金子さんは「大先輩が歌ったこの曲を歌うのはプレッシャーがあるが、命ある限り歌っていきたい。聞いた人に龍神村に行きたいという気持ちになってもらえたら」と話した。

 金子さんはこの日、歌の披露に先立ち、龍神村西の龍神行政局にある龍神観光協会事務局を訪れ、若井浩平会長(68)にCDを贈った。歌を聴いた若井会長は「歌詞もいいし曲も聴きやすい。龍神村にとってPRになるのでうれしい」と話した。

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