和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

大潮満潮の夜に幼生放つ 森の住人アカテガニ

幼生を放つため、水際にやって来たアカテガニの雌(和歌山県白浜町中で)
幼生を放つため、水際にやって来たアカテガニの雌(和歌山県白浜町中で)
 本格的な夏を迎えた和歌山県紀南地方の沿岸で、大潮で満潮の夜になると、”森の住人”アカテガニの放幼行動が見られる。

 アカテガニは、ベンケイガニの仲間で甲幅4センチ足らず。はさみ脚が赤く、甲羅の前半も赤みを帯びることがある。

 普段は岸近くの土手や山の斜面などに巣穴を掘ってすんでいる。6月下旬から9月上旬、雌は大潮の夜、一斉に海岸に集まり、満潮になると、海に入って、体を震わせたり、はさみで腹部を触ったりしながらふ化した幼生を放つ。

 紀南地方でも田辺市の天神崎や白浜町の富田川河口などで見られる。

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