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ポインセチア色づき始める 19日から販売、熊野高校

色づき始めたポインセチア(和歌山県上富田町朝来で)
色づき始めたポインセチア(和歌山県上富田町朝来で)
 熊野高校(和歌山県上富田町朝来)の農場で育てているポインセチア(トウダイグサ科)が赤色や白色などに色づき始めている。19日からは農場内で開いている「熊高市」で販売する。

 クリスマスシーズンに飾る観葉植物の一つ。農場では2400株を育てている。赤や白色だけでなく、ピンク色や金色など9品種ある。

 農業クラブの部員や総合学科グリーンマスター系列の「草花」「園芸セラピー」科目を選択した生徒ら約60人が水やりや鉢替えなど世話をした。生徒が育てたものは毎年、地域の人が心待ちにしているという。

 中南米原産で暖かい環境を好むため、ガラス温室で育てている。ポインセチアは日が短くなると色づく特性があるため、9月20日からは毎日、夕方から翌朝まで温室を遮光シェードで覆う日長操作をしている。

 2年生で農業クラブ副部長の冨永美優さん(17)は「水やりの加減が難しく、全体的に水がかかるよう気を配った。たくさんの色があるので自分に合うポインセチアを選んでほしい」と呼び掛けている。

 熊高市は12月末まで、祝日を除き毎週火曜と金曜に開いている。ポインセチアのほか、ハクサイやインゲン、梅干しなども販売するという。時間は午後4時~5時。売り切れ次第終了する。

 ポインセチアは、12月17日正午~午後1時、和歌山市のJR和歌山駅前で、県内の農業系高校4校が合同で開く「わかやま農業高校マルシェ」にも出品する予定。

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