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白良浜で冬の花火 コロナで中止の夏に代わって

12月~来年1月に白良浜で開かれる花火イベントのイメージ=和歌山県白浜町で(写真は7月の花火)
12月~来年1月に白良浜で開かれる花火イベントのイメージ=和歌山県白浜町で(写真は7月の花火)
 和歌山県白浜町は、12日~来年1月9日の計4日(いずれも日曜)に、白良浜で花火イベントを開くと発表した。井澗誠町長は「初めての試みになるが、どれだけ効果があるのかも検証してみたい」と話している。新型コロナウイルスの感染状況によっては中止する可能性があるという。

 開催日は12、19、26日、来年1月9日。各日とも午後8時10分からで、地上からのみ600発を約10分間で打ち上げる。予備日は1月16、23、30日。「SHIRAHAMAウインター花火ラリー」と名付けた催しで、町と町内の観光、商工団体でつくる実行委員会が主催する。費用は約500万円で、町が負担するという。

 新型コロナの影響で8月28、29日に開催予定だった二つの花火イベントが中止になったことに伴う。中止は町の要請を各団体が了承したもので、この際に「感染状況が落ち着けば代替イベントを」という話があったという。

 町によると、白良浜での冬季の花火は、町商工会青年部による年越しイベント以外にこれまでなかった。井澗町長は「少しでも宿泊客を増やしたいという思いがある。異例中の異例だが(今回の花火に)期待している」と話した。

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