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ボランティア活動で表彰 熊野高サポーターズリーダー部

Kumanoサポーターズリーダー部のメンバーに賞状とメダルが手渡された(和歌山県上富田町朝来で)
Kumanoサポーターズリーダー部のメンバーに賞状とメダルが手渡された(和歌山県上富田町朝来で)
 ボランティア活動に取り組む全国の中高生をたたえる「第25回ボランティア・スピリット・アワード」で、熊野高校(和歌山県上富田町朝来)のKumanoサポーターズリーダー部がコミュニティ賞に選ばれた。県内で唯一。同部の入賞は7年連続となる。


 プルデンシャル生命保険やジブラルタ生命保険などが主催。中学生と高校生の2部門に全国から442件の応募があった。そのうちブロック賞40件、コミュニティ賞150件を選出した。

 Kumanoサポーターズリーダー部は、自動体外式除細動器(AED)を使用する場面で、患者のプライバシーが守られるよう胸部を覆うシートを考案。手縫いやミシンを使い、一つ一つ手作りしたシートを上富田町内71カ所や、南紀白浜空港(白浜町)に配布する活動をしている。

 ジブラルタ生命和歌山支社と田辺営業所の職員らがこのほど、学校を訪れ、部員に表彰状とメダルを手渡した。

 受け取った2年生の宮本望美さんは「表彰を受けたことで、自分たちの取り組みが役立っていることを実感できた。来年も受賞できるよう頑張りたい」と話した。同じく2年生の津志百夏さんは「シートの重りには不要になった教科書を使っているが、水にぬれたらふやけたり、紙の角が硬かったりするなど課題もある」と改善に意欲をみせた。

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