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子ども育成へ練習場建設 大リーグ筒香選手、和歌山県橋本に

仁坂吉伸知事(手前)と懇談する大リーグのピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智選手(右)ら=21日、和歌山県庁で
仁坂吉伸知事(手前)と懇談する大リーグのピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智選手(右)ら=21日、和歌山県庁で
筒香嘉智選手が和歌山県橋本市に建設している野球練習場の完成イメージ(筒香裕史さん提供)
筒香嘉智選手が和歌山県橋本市に建設している野球練習場の完成イメージ(筒香裕史さん提供)
 和歌山県橋本市出身で、米・大リーグのピッツバーグ・パイレーツに所属する筒香嘉智選手(30)が21日、県庁の仁坂吉伸知事を訪問。「国民や県民の皆さまに活力を与えられるような活躍をしたい」と来季の意気込みを語り、子どもたちの育成のために、橋本市に野球の練習場を建設していることを報告した。

 横浜高校を経て、2009年のプロ野球ドラフト会議で、横浜(現・横浜DeNA)ベイスターズから1位指名を受けて入団。20年から大リーグでプレーしている。

 橋本市でスポーツ教室を運営している兄の裕史さん(39)と訪問した筒香選手は「故郷の和歌山に、いい報告ができるようにということを一番に思っている」と話した。仁坂知事は「来年は打ちまくってください」と激励。筒香選手から今季の試合で使用したバットを贈られた。

 筒香選手は「街で育った選手と、田舎出身の選手はちょっと違う。田舎でしかできない環境は大きな要素だと感じている」と話し、自分が地面がでこぼこした稲刈り後の田んぼで走り回ったり、フライのノックを受けたりした経験から「捻挫をしたことがない」というエピソードも披露した。

 その上で「田舎の良さを最大限に生かした子どもたちのための施設を造りたい」と言い、自身のオフシーズンの練習や、子どもたちの育成のための施設を、来年中の完成を目指し、橋本市のあやの台に建設していることを明かした。

 懇談後、筒香選手は報道陣の取材に応じ、建設中の練習場について「子どものモデルチームをつくって、野球に限らず、より多くのスポーツ選手が活躍できるような施設を造りたい」と話した。

 その上で、子どもの育成について「選手になるのが最終目標ではなく、よりよい人生を送る、地盤づくりをできたらいいと思う。技術を詰め込むのではなく、社会に必要な、先を読んで行動する力や自分で道を切り開く力を育てたい。オフシーズンには子どもたちと楽しい時間を過ごしたい」と思いを語った。

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