和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

高校バレー部でクラスター 和歌山県、21人が新規感染

 和歌山県は9日、県内で新たに21人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。この日を含め、5人の感染が判明した和歌山市の開智高校男子バレーボール部について、県内92件目のクラスター(感染者集団)に認定した。

 新規感染者の保健所管内別では和歌山市が15人、岩出3人、田辺2人、新宮1人。

 県によると、開智高校男子バレーボール部員はこのほど、東京都内に遠征。8日に部員一人の感染が判明し、9日に新たに4人の感染が分かった。東京へは部員22人と教員ら計25人が遠征していた。

 クラスターの認定は昨年10月1日以来100日ぶり。

 また、田辺管内では、アルバイト20代男性と50代会社員男性の感染が判明した。20代男性は大阪にある友人宅に宿泊。50代男性は県外から管内に帰省していた人の陽性が判明して検査を受けた。
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