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コロナ拡大でイベント心配 2月の観梅シーズンに関係者

和歌山県の田辺市とみなべ町の梅林や2月に開催するイベントのチラシ
和歌山県の田辺市とみなべ町の梅林や2月に開催するイベントのチラシ
 和歌山県紀南地方は2月に観梅シーズンを迎える。新型コロナウイルスの影響で昨年は梅林の開園や梅の開花に合わせたイベントが中止になっており、関係者は開催に向け、期待を込めて準備を進めているが、今月に入って新型コロナの感染者が急増しており、開催できるかどうか、やきもきしている。


 みなべ町の南部梅林は29日から2月27日に開園する予定。昨年は新型コロナによって中止。運営する梅の里観梅協会は、2年ぶりの開催に向けて、昨年からチラシやポスターを配布するなどPRしてきた。

 感染防止のため、園内の催しでは、口から梅の種を飛ばす催しや梅料理の試食を行わないなど感染防止対策をする。観梅協会は「地域を盛り上げるためにも今年はぜひ開きたい。今のところは前向きに進めている」と話す。

 町内ではこのほか、2月13日に高校生の梅料理コンテストや地域の物産展などを展開するイベント「UME―1フェスタin梅の里みなべ2022」が予定されている。ここでも、これまで人気だった、梅の種飛ばしの催しを行わず、地域を歩いて巡る「ウオークラリー」やアート展示のイベントに振り替える。

 主催団体の一つである町によると、開催についてはまず1カ月前の段階として14日に判断する。近畿圏内での緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令状況などを見ながら決める予定。その後も状況次第では中止の判断もあるという。町は「グルメ甲子園の出場校やその地域の事情も絡んでくるため、難しい判断を迫られそうだ」と話す。

 2月27日に山道を走るスポーツ大会「梅の里トレイルラン2022」は、現時点では実行委員会として開催の方向という。参加者には感染症対策のガイドラインに承諾の上で参加し、競技中以外はマスクを着用してもらう。開会式と閉会式は開かない。緊急事態宣言が発令されたり、主催者で開催が不可能と判断した場合は中止し、返金対応するという。

 田辺市では、紀州石神田辺梅林が2月11日から3月6日に開園する予定。2月8日には、関係者が集って開園式典を開き、期間中は野だてや梅ジュース作り体験など各種催しも計画している。

 紀州田辺観梅協会は「現時点では開園の方向で進めているが、状況を見て判断したい」と話している。

 市内で2月27日に開催予定だった「南紀田辺UMEロードマラソン大会」は、昨年秋の時点で中止を決めている。

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