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切符の窓口販売廃止 4月からJR印南駅

4月から窓口での販売がなくなるJR印南駅(和歌山県印南町印南で)
4月から窓口での販売がなくなるJR印南駅(和歌山県印南町印南で)
 和歌山県印南町印南にあるJR印南駅は4月から、窓口での切符販売がなくなる。御坊・日高にある紀勢線の10駅のうち、窓口での販売があるのは御坊駅だけとなる。

 印南駅は1980年代からJRの職員がおらず、現在は簡易委託で毎日午前6時40分~午後0時40分、嘱託職員が切符などを販売している。駅舎は2017年にJR西日本から町に譲渡され、町が維持管理。町のシンボルであるカエルのオブジェや、来訪者が自由に弾くことができるピアノを設置するなど、町が観光スポットや、まちづくりの拠点として役立てている。

 券売機が設置されていないため、窓口での切符販売がなくなった後は、交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」を利用するか、降りた駅や車両内で精算することになる。

 みなべ町のJR南部駅も昨年3月に無人化されており、県内の駅では無人化が進んでいる。

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