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【詳報】入院待機者1453人に 和歌山県、2日連続300人超感染

 和歌山県は22日に323人、23日に308人が県内で新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。22日は過去最多で、23日はそれに次ぐ多さ。入院待機者は1453人に上った。また、入院していた和歌山市在住の80代男性と30代男性の死亡を同日までに確認した。2人ともオミクロン株の疑いがあり、同株での死者は県内では初めて。

■累計感染者数の3割 「第6波」20日間で

 2020年2月からの県内感染者の累計は7833人。このうち、今年1月4日に始まった「第6波」では、23日までの20日間で2529人となり、累計の3割以上を占めている。

 22、23日の新規感染者の保健所管内別の内訳は和歌山市が22日182人・23日216人(過去最多)▽岩出は35人・11人▽田辺33人(同)・15人▽御坊20人(同)・10人▽湯浅18人・14人▽海南13人(同)・8人▽新宮10人・5人▽橋本10人・29人▽県外在住者は2人・0人。このうち、30代女性と70代女性は重症。2人とも基礎疾患がある。

 23日時点の直近1週間の県内人口10万人当たり感染者数は186・7人で過去最多。保健所管内別では和歌山市が303・2人で初めて300人を超え、湯浅152・9人、橋本150・2人も過去最多となった。このほか、岩出149・0人、田辺86・4人などとなった。

 22、23日発表の新たなクラスターは4件。白浜町富田の「成華苑デイケアセンター」(職員28人、利用者230人)で職員7人と利用者2人の感染が判明。施設関連で約70人を検査している。

 また、和歌山市の「藤民病院」では職員2人と入院患者3人、同市の障害者就労継続支援施設「やまのこどもマウンテンラブ」で職員4人と利用者3人、紀の川市の西貴志保育所で職員1人と園児5人の感染を、それぞれ確認した。

 一方、すでにクラスターに認定されている田辺市の大塔中学校では生徒や教職員計77人の検査を終えた。生徒1人の感染が新たに分かり、感染者は生徒8人と教員1人となった。あとの68人は陰性。田辺管内に活動拠点がある中学生硬式野球チーム「和歌山田辺ボーイズ」でも1人増え、感染者は選手8人となった。

 23日時点の入院者は507人で病床635床(臨時病床15床を含む)の使用率は79・8%。入院待機者は21日より533人増加し、1453人となった。

■男性2人死亡

 新型コロナに関連する死者は累計で64人となった。80代男性と30代男性は、いずれも他の疾患で別々の病院に入院したが、入院中に陽性が分かった。80代男性は22日、30代男性は23日に死亡を確認。2人とも直接の死因は他の疾患だが、コロナの感染が影響したとみられるという。新型コロナによる死者の発表は昨年10月9日以来106日ぶり。

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