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幼児施設で休園相次ぐ 保護者、対応苦慮も「仕方ない」

 新型コロナウイルスの感染急拡大により、和歌山県内の保育所や認定こども園、幼稚園などの幼児施設で休園や一部閉鎖が相次いでいる。子どもを預けられなくなった保護者らは困惑、対応に苦慮しつつも「仕方ない」と受け止めている。

 田辺市の共働きの女性(38)は、子どもの通う幼児施設が先週半ばから休園になった。子どもが濃厚接触者に当たるかどうか判明するまではいったん仕事を休み、該当しないと分かってから実家の母に自宅に来てもらって子どもを見てもらい、出勤している。女性は「私は母に頼めたけれど、頼める相手がおらず仕事を休んでいる人もいる。ただ、これだけ感染が広がると、誰がなってもおかしくないし、休園という対応も仕方がない」と受け止めている。

 別の幼児施設に通わせている市内の女性(28)は、長女のクラスで感染者が出た。長女も濃厚接触者となり、クラスは先週いっぱい閉鎖された。

 「保健所から、PCR検査の結果が出るまでは自宅から一切出てはいけないと言われ、急だったので丸2日間、食料を買いに行くことができなかった」と振り返る。夫もその間、仕事を休んで待機した。この女性は「友達が、買い物を代わりに行くと声を掛けてくれたのがありがたかった」と話す。

 市内のある保育所では、感染防止のため外部の訪問者を断り、保護者であっても、子どもの送迎を園の玄関に限定して行っている。いすや机は毎日消毒し、手洗いや換気を徹底。園児はなるべく他のクラスの子どもと接触しないように気を付けている。

 しかし、小さな子どもに離れて遊ぶようにさせることなど現実的に難しいことも多く、「どうやっても防ぎきれないところはあると思う」と本音を漏らした。

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