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橋杭岩に天の川架かる 和歌山県串本町、未明の東の空

夏の星座であるさそり座や金星とともに橋杭岩の上に現れた天の川(2日午前5時31分、和歌山県串本町くじの川で)=露出時間20秒
夏の星座であるさそり座や金星とともに橋杭岩の上に現れた天の川(2日午前5時31分、和歌山県串本町くじの川で)=露出時間20秒
 未明の東の低い空に、夏に見ることができるような濃い天の川が現れるシーズンが訪れている。和歌山県串本町くじの川では、国の名勝・天然記念物「橋杭岩」に「架かる」ように横たわった姿が、写真愛好者を楽しませている。

 「天の川銀河」は、地球を含めた太陽系もその一部。ほぼ年中見ることができるが、夏の星座として知られる「さそり座」近くの濃い部分を観察できるのはこの時季から。夜明け前の午前4時半ごろからが撮影のチャンスで、今年のこの時季は「明けの明星」の金星を伴って昇ってくる。

 橋杭岩は陸地から沖へ約850メートルにわたって大小40余りの岩柱が直線状に並んでおり、高野山を開いた弘法大師・空海と天の邪鬼(あまのじゃく)が、海を隔てて向かい合う紀伊大島まで、一晩で「橋の架けくらべ」をしたという伝説がある。

 このほど、兵庫県から撮影に訪れていた写真愛好者の男性(80)は「きれいな天の川を撮ることができてよかった。橋杭岩の上に架かっている橋みたい」と喜んでいた。

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