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ネット利用は気を付けて 龍神中で情報モラル教室

配信画像を見ながら講義を聴く生徒(和歌山県田辺市龍神村安井で)
配信画像を見ながら講義を聴く生徒(和歌山県田辺市龍神村安井で)
 和歌山県田辺市龍神村安井の龍神中学校3年生を対象にした、県警サイバー犯罪対策課主催の「情報モラル教室」が16日、リモートで開かれた。県警の警部補1人と近畿大学生物理工学部の学生2人が、インターネットを利用する上での注意点や犯罪被害防止などについて講義をした。


 3年生が卒業後にパソコンやスマートフォンを使ったインターネットを利用する機会が増えると見越して、安全利用やサイバー犯罪の被害や加害者にもならないための知識や意識を持ってもらおうと開いた。これまでは警察官だけで講義をしていたが、今回初めて、県警サイバー犯罪ボランティアの委嘱を受けて活動している近大の学生が参加した。

 新型コロナウイルス感染症防止の観点から、対面での授業を取りやめ、県警本部の会議室からウェブ会議システムを用いて講義を生配信した。3年生は教室で画面を見ながら話を聴いた。

 講師はスライドを使って説明。個人情報や行動記録がネット上に流れると、立ち寄り先や住所が特定されてストーカーや嫌がらせ目的のつきまとい、性的被害に遭う場合があることを話した。

 会員制交流サイト(SNS)に悪ふざけをした動画を投稿すると、仲間内だけで共有しているつもりでも瞬く間に拡散して取り返しのつかないことになったり、軽い気持ちで投稿した内容が法律に違反する場合があったりすることも実例を挙げて説明した。

 本来代金を支払って買う物を著作権者に無断でネット上に公開する違法アップロードや、違法にアップロードされていることを知りながらダウンロードする行為には、懲役刑や罰金が科されることも取り上げた。

 警部補は「軽はずみな行為や安易な対応をすると、本当に取り返しがつかなくなる。SNS等のネット上のサービスを使う時は被害者にも加害者にもならないように気を付けてほしい。スマートフォンなどを使う際は、各家庭で使い方のルールを決めて守り、危険性をよく知った上で正しく利用するように。困った時は警察に相談してほしい」と呼び掛けた。

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