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自転車観光に役立てて 上富田の法人に運送車両寄付

寄付した車両の前でレプリカの鍵を持つ、(右から)「キナン」の角口賀敏会長、奥田誠町長、紀州くちくまの未来創造機構の浦聖治代表理事ら=和歌山県上富田町朝来で
寄付した車両の前でレプリカの鍵を持つ、(右から)「キナン」の角口賀敏会長、奥田誠町長、紀州くちくまの未来創造機構の浦聖治代表理事ら=和歌山県上富田町朝来で
 自転車を活用したサイクルツーリズムの発展に役立ててもらおうと、建設機械レンタル事業などを展開する「キナン」(本社・和歌山県新宮市、角口賀敏会長)は21日、上富田町を通じて同町の一般社団法人「紀州くちくまの未来創造機構」に自転車運搬用の車両1台を寄付した。

 同町を拠点に地域の活性化を目指す機構は、電動アシスト付き自転車(Eバイク)を活用したツアー商品の開発や熊野を一周するサイクリングコース「クマイチ」の振興、Eバイクのレンタル事業などに取り組んでいる。車両には8台の自転車を積載でき、片道で返却されたEバイクの運搬に役立てるという。

 町によると、キナンが企業版ふるさと納税で町に寄付した400万円を機構への補助金とし、そのうち300万円をワゴン車の購入費用に充てた。

 キナンは地元の自転車ロードレースチームのメインスポンサーとなっているほか、角口会長は新宮市などを舞台にした国際自転車ロードレース「ツール・ド・熊野」を主催するNPO「スポーツ・プロデュース熊野」の理事長を務めている。

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