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台風10号、盆の精霊送りにも影響

精霊舟を屋内に運び込む関係者(16日、和歌山県田辺市上屋敷3丁目で)
精霊舟を屋内に運び込む関係者(16日、和歌山県田辺市上屋敷3丁目で)
 和歌山県田辺市の上屋敷町内会は台風10号による風雨の影響で、田辺市扇ケ浜で15日に予定していた「精霊送り」を中止。上屋敷町内会館(田辺市上屋敷3丁目)で16日、初盆の家族から精霊舟などの持ち込みを受け付けた。舟は波の状況を見て、町内会関係者が後日沖に流すという。

 精霊舟を扇ケ浜から沖へ送り出すお盆の恒例行事。毎年15日夜に営んでいる。町内だけでなく遠方からも申し込みがあり、今年は約100戸が申し込んでいた。

 この日は朝から、初盆の家族らが精霊舟やお棚、ちょうちん、供え物などを次々と会館に持ち込み、それらを町内会の関係者が手際よく仕分けた。

 楠本秀樹町内会長(57)は「この数十年で、天候の影響で15日に舟を出せなかったのは今回が初めて。天災なのでやむを得なかった。持ち込まれた舟などは大切に預かり、できる限りの供養をしたい」と話した。

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