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3年ぶりに梅干し贈る みなべの岩代小、救助隊に託し宮城へ

紀州梅の郷救助隊の尾﨑剛通隊長(右)に梅干しを託す岩代小学校の児童会役員=11日、みなべ町西岩代で
紀州梅の郷救助隊の尾﨑剛通隊長(右)に梅干しを託す岩代小学校の児童会役員=11日、みなべ町西岩代で
 みなべ町西岩代の岩代小学校(大野真紀校長)は11日、東日本大震災の被災地である宮城県気仙沼市に手作りの梅干しを贈ろうと、民間災害ボランティア団体「紀州梅の郷救助隊」(尾﨑剛通隊長)に託した。新型コロナウイルスで中断していたため3年ぶり。

 同校では地場産業である梅の栽培や加工について学ぼうと、保護者やJA紀州の協力で児童が収穫、塩漬け、天日干し、シソ漬け、パック詰めまでの一連の作業を1年間かけて体験。パック詰めした梅干しは、自宅に持ち帰ったり、世話になった人に贈ったりするほか、交流がある宮城県亘理町の高屋小学校に郵送し、救助隊を通じて東日本大震災の被災地にも届けている。

 救助隊はコロナ禍により過去2年間、被災地に行けなかったことから、被災地への寄贈は中断していたが、今年、学校が尾﨑隊長に予定を確認したところ、救助隊がこれまで届けていた所に郵送してくれることになった。

 11日には尾﨑隊長に学校まで来てもらい、児童会役員4人が迎えて、梅干し約40パックを託した。手紙も添え、「梅干しを食べて元気を出してもらえるようお伝えください」と手渡した。

 救助隊は約30カ所に分けて送る予定で、尾﨑隊長は「岩代の子どもたちは被災地のことを忘れていない。そんな子どもたちの思いを伝えたい。被災地では楽しみにされていると思うので、できるだけ多くの人に渡せるようにしたい」と話していた。
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