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カヌー日本代表に濵本君、山本さん 18歳以下大会で上位

 カヌースプリントの大会「第32回府中湖カヌーレガッタ」(日本カヌー連盟主催)がこのほど香川県坂出市であり、和歌山県田辺市の神島高校3年の濵本子龍君がジュニア男子カナディアンシングル(C―1)の1000メートルで優勝した。神島高卒業生で武庫川女子大学1年の山本空さんは、ジュニア女子C―1の2種目で優勝。濵本君と山本さんは18歳以下の日本代表に選ばれ、秋に石川県で開かれる国際大会に出場する。


 大会は200メートル、500メートル、1000メートルのコースで、男女別にシニア(一般)とジュニア(18歳以下)の各種目があった。日本代表の選考会を兼ねて全国から選手が参加した。

 濵本君は、ジュニア男子C―1の1000メートルで予選と準決勝を勝ち抜き、決勝では4分32秒4を記録して優勝した。「1000メートルの経験は少ないので緊張したが、最後まで力を出し切り、人生の中でも一番のレースだった」と振り返った。

 山本さんは、ジュニア女子C―1の200メートルと500メートルで優勝。ジュニア女子カナディアンペア(C―2)の500メートルでは同じ大学の選手とペアを組み、2位だった。

 濵本君と山本さんは、9月29日~10月2日に石川県小松市の木場潟カヌー競技場で開かれるアジア・パシフィック・カヌースプリント大会に出場する。

 紀南関係ではこの他、神島高出身で武庫川女子大学3年の小林実央さんが、シニア女子C―1の200メートルで2位、500メートルで3位に入った。

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