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フライフィッシングに挑戦 古座川町の渓流で教室

フライフィッシングに挑戦する教室の参加者(和歌山県古座川町松根で)
フライフィッシングに挑戦する教室の参加者(和歌山県古座川町松根で)
 和歌山県古座川町松根で10日、清流・古座川を舞台にしたフライフィッシング教室があり、参加者がベテラン遊漁者から投げ方などを教わりながら実釣に挑戦した。

 教室はアマゴを狙ったフライフィッシングの人口を増やしたいと、県内水面漁連と田辺市にあるフライフィッシング用品店「ペスカドール」の共催で、古座川町などで開いた。

 同町では地元の七川漁協も開催に協力。まず3月20日に、同町下露にある七川総合センターふるさとでフライフィッシングに使う毛針の巻き方を学ぶ教室を開催した上で、渓流を舞台とした実釣に挑戦した。

 この日は、七川エリアをホームグラウンドに、10年ほどフライフィッシングをしているという寺島孝俊さん(63)=串本町出雲=が講師を務め、大阪市から参加した松尾智利さん(65)を指導。松尾さんは試行錯誤しながらさおを振り、フライラインという色鮮やかな糸を操って軽い毛針を川面の狙った場所に落としていた。

 松尾さんは「フライフィッシングは初挑戦で、やったことがない釣りがやってみたくて参加した。昨日の夜は興奮して眠れなかった。とりあえずアマゴの顔が見たい」と笑顔。寺島さんは「フライフィッシングには自然の中で自分で巻いた毛針を使って魚を釣り、何種類もあるキャスティングをマスターするといった魅力がある。ハードルが高いというイメージがあると思うが、教室を通じて魅力に触れてもらえたらうれしい」と話していた。

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