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湯の峰温泉公衆浴場、完成祝い式典

公衆浴場のオープニングを祝って行われたテープカット(22日、和歌山県田辺市本宮町湯峯で)
公衆浴場のオープニングを祝って行われたテープカット(22日、和歌山県田辺市本宮町湯峯で)
 大規模改修を終えた和歌山県田辺市本宮町の「湯の峰温泉公衆浴場」で22日、オープニング式典があった。関係者がテープカットをして、完成を祝った。翌23日にオープンした。

 式典には、施設を管理運営する四村川財産区管理会の委員をはじめ、真砂充敏市長や熊野本宮大社の九鬼家隆宮司、建設会社の代表ら計約30人が出席した。

 式典後には施設の内覧会があり、紀州材を使った浴室などを見学した。

 式典で真砂市長は「国立公園内だったり、土砂災害警戒区域だったりと改修には課題も多かったが、皆さんのおかげで完成した。コロナ禍で厳しい状況にあるが、市の大事な観光施設。影響の出ている場面では応援、協力をしていきたい」とあいさつした。

 公衆浴場は、熊野詣での際に身を清める湯垢離(ゆごり)場として世界遺産に登録されている「つぼ湯」の近くにある。旧施設は1970年の建築で老朽化が進んでいたため、2019年度に建て替えに着手。20年8月から休業していた。

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