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解禁を前にアユ1万5千匹放流 南部川漁協

南部川にアユを放流する漁協の役員(和歌山県みなべ町広野で)
南部川にアユを放流する漁協の役員(和歌山県みなべ町広野で)
 和歌山県みなべ町の南部川漁協は11日、南部川の島ノ瀬ダム下流2カ所で体長約10センチのアユを放流した。

 漁協は今季も、遡上(そじょう)してきた稚アユを下流域で採り、上流で放流しているが、その量が平年を大幅に下回る約180キロにとどまっていることから、県内水面漁連に要望し、アユ約150キロ(約1万5千匹)を提供してもらった。

 この日は同漁連に稚魚を運んでもらい、みなべ町東本庄で約120キロ、同町広野で30キロを放流した。

 アユ漁の解禁は東本庄の明神えん堤より下流が6月1日、上流が15日。漁協は「解禁日には大きく育っているだろう。また繁殖して来年以降にアユの数が増えることにも期待したい」と話している。

 下流域で採ったアユの上流での放流は20日までに1回、今季最終として予定している。

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