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白浜にコロナ前のにぎわいを 花火など夏・秋のイベント発表

白良浜で昨年実施したLEDランタンの試験点灯(南紀白浜観光協会提供)
白良浜で昨年実施したLEDランタンの試験点灯(南紀白浜観光協会提供)
夏、秋に開催するイベントを発表する藤田正夫会長(中央)=26日、和歌山県白浜町で
夏、秋に開催するイベントを発表する藤田正夫会長(中央)=26日、和歌山県白浜町で
 和歌山県白浜町の南紀白浜観光協会は26日、今年の夏や秋に開催するイベントを発表した。7~8月に花火大会、10月にLEDランタンを使った新イベントを計画。藤田正夫会長は「今年はコロナ前の年間約350万人の観光客に戻すことが目標。コロナを意識しつつも、お客さまに喜んでもらえるイベントをやっていきたい」と述べた。


 昨年に続いて今年も新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮し、白良浜での花火大会は6回に分けて開催する。「SHIRAHAMA2022花火ラリー」と名付け、7月17、24、31日、8月7、21、28日の各日曜の夜にそれぞれ約800発を打ち上げる。時間は午後8時10分から約15分間。白浜温泉旅館協同組合も7~8月の土曜夜に「メッセージ花火」の打ち上げを計画している。いずれも荒天中止。

 白良浜での新しいイベント「南紀白浜ドリームランタン音と灯(あか)りのコラボレーション」は10月1日午後7時から開催する。音楽が流れる中、LEDランタン千個とカラフルに光るプログラミングバルーン500個が夜空を彩る。ランタンは、LED電球が入った風船を和紙で包んだもので、ヘリウムガスを入れ糸をつけて空に飛ばす。小雨決行。荒天の場合は中止か延期で、予備日は10月8日。

 そのほか、昨年に続いて浴衣で町内のイベント参加施設や店舗を利用すると、飲み物や食事などのサービスが受けられる「7★7(ななばた)in南紀白浜2022」を6月25日~7月15日に開催する。

 7月16日~8月31日には白良浜で、パラソル、テントなどを販売するほか、浮輪、ビーチマットなどを貸し出す。売店では、かき氷のみ販売する。コロナの状況によっては変更する場合がある。

 協会によると、町の年間観光客数は、コロナ前の2019年が344万9千人。20年が237万2千人、21年が245万6千人だった。

 藤田会長は「秋から冬にかけての観光客をいかに増やすかが課題。目玉をつくれるよう新企画を考えていきたい」と話した。

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