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児童も参加しウナギ放流 印南町の切目川

バケツからウナギの稚魚を放流する児童(和歌山県印南町羽六で)
バケツからウナギの稚魚を放流する児童(和歌山県印南町羽六で)
 和歌山県印南町の切目川漁協(廣原敏弘組合長)はこのほど、町内を流れる切目川で、ウナギの稚魚約700匹を放流した。地元の清流小学校の児童も放流を体験した。

 切目川でウナギ漁を楽しんでもらえるようにと毎年、放流している。今回放流したウナギは体長約20センチ。すさみ町にある養殖業者から購入した。

 放流した場所は羽六と上洞の2カ所。漁協組合員の他、羽六では近くの清流小から4年生15人、5年生13人、6年生12人の計40人が参加した。

 児童は、それぞれのバケツにウナギを入れてもらい「ぬるぬるする」「にょろにょろしていてかわいい」などと言いながら、川べりからそっと放った。

 漁協では今年、同校の児童とアユも放流しており、漁協関係者は児童に「このウナギが切目川で元気に大きくなるよう見守ってください。夏休みには一緒に、切目川で取れたアユの試食をしましょう」などと語りかけた。

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