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「おもちゃ病院」生徒が修理 田辺工業高、〝ドクター〟がアドバイス

「おもちゃドクター」のアドバイスを受けながら、修理する生徒(和歌山県田辺市あけぼのの田辺工業高校で)
「おもちゃドクター」のアドバイスを受けながら、修理する生徒(和歌山県田辺市あけぼのの田辺工業高校で)
 和歌山県田辺市あけぼの、田辺工業高校電気電子科3年の生徒が、「おもちゃ病院」に持ち込まれたおもちゃの修理に取り組んでいる。生徒らは「子どもたちにとって、おもちゃは大切な物。直して喜んでもらいたい」と、真剣な表情で臨んでいる。


 おもちゃ病院は、壊れたおもちゃをボランティアで修理する活動。全国に広がっており、田辺市でも電気関係の仕事に携わっていた恵中一雄さん(74)=同市稲成町=が中心となって、毎月第3土曜の午前10時~正午に、オークワパビリオンシティ田辺店敷地内のよりみちサロンいおりで開いている。

 田辺工業高では、おもちゃ病院の活動に共感したことや、生徒にとって実践的な学習の機会になることから、田辺のおもちゃ病院の協力で昨年度から、電気電子科3年の課題研究の授業のテーマの一つに「おもちゃドクター」を設定。本年度はこのテーマを選んだ5人が、恵中さんらのアドバイスを受けながら修理している。

 このほど恵中さん、谷口俊明さん(68)=同市上秋津、栗山有三さん(76)=同市湊=の3人のおもちゃドクターが、おもちゃ病院に持ち込まれて〝入院〟(預かり)となった、歩くぬいぐるみやラジコンなど3点を持って来校。授業時間では直らないおもちゃもあったが、生徒らははんだ付けで配線をつなぐなど、これまで授業で学んだ技術を生かして臨んだ。

 新田一弘君(17)は「おもちゃが壊れて困っている人の役に立てることにやりがいを感じている。喜んでもらえるように頑張りたい」と話した。

 恵中さんは「生徒がおもちゃを修理することでその仕組みを知り、実践を通して興味を持ったり面白いと感じてもらったりすればうれしい」と話している。

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