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浴衣姿で20歳祝う 田辺市本宮町

式典後の記念撮影で笑顔をみせる出席者(13日、和歌山県田辺市本宮町で)
式典後の記念撮影で笑顔をみせる出席者(13日、和歌山県田辺市本宮町で)
 和歌山県田辺市本宮町の世界遺産熊野本宮館で13日、「20歳を祝う会」があった。2002年4月2日~03年4月1日に生まれた10人のうち9人が浴衣やスーツを着て出席し、旧交を温めた。

 市青少年育成市民会議本宮地区協議会と本宮町自治会連絡協議会が主催。法改正で成人年齢が引き下げられたため「新成人を祝う会」から改称した。

 9人は、母校である本宮中学校の恩師からのビデオレターを鑑賞。大学2年生の小野珠茄さん(19)=大阪府吹田市=が代表して「ふるさと『熊野本宮』に誇りを持って、失敗を恐れず、前向きに、強くて優しい大人へと成長していきたい」とあいさつした。

 奈良県橿原市で会社員として働く小野公太郎さん(19)は「コロナ禍の中でも(祝う会に)参加できてよかった。誰からも好かれる父親のような大人になりたい」と話していた。

 本宮町では例年、盆に合わせて「祝う会」を開いていたが、昨年と一昨年は新型コロナウイルスの影響で開催できなかった。

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