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梅の盗難防止でパトロール 田辺市、農業青年らが夜回り

梅干し盗難防止のパトロールに向けて集まったJA紀南青年部三栖支部の部員(5日、和歌山県田辺市中三栖で)
梅干し盗難防止のパトロールに向けて集まったJA紀南青年部三栖支部の部員(5日、和歌山県田辺市中三栖で)
 梅の天日干しが最盛期を迎えたことから、JA紀南(和歌山県)の青年部三栖支部(榎本拓弥支部長、31人)は本年度も、梅干しの盗難を防ぐため、田辺市三栖地域内で夜間のパトロールをする。1週間に2、3回のペースで来春まで続ける。

 梅干しの窃盗は近年、産地の田辺市やみなべ町で相次いでいる。需要が高まり、高値となっているのが要因とされ、とりわけ農家が1次加工した「白干し梅」が狙われることが多いという。2016年に梅干しが盗まれる被害が4件あり、17年には梅干しと青梅の被害が1件ずつ、18年には梅干し1件、青梅2件の被害があった。昨年と今年に窃盗犯が逮捕されたが、農家らは今も警戒している。

 三栖地域は梅干しの生産が盛んで、白干し梅に加工する農家は約200戸と比較的多い。このため自己防衛にと青年部が16年度から、パトロールを毎年続けている。

 パトロールは、「梅干盗難防止 パトロール中」と表示したステッカーを張った車に2人一組で乗り込み、上三栖、中三栖、下三栖に分かれ、それぞれ約1時間かけて回る。梅干しを保管する倉庫などを重点に目を光らせるという。

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