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高齢者の祭典閉幕 ねんりんピック、期間中56万人が来場

ねんりんピック総合閉会式の「グランドフィナーレ」として「上を向いて歩こう」を合唱する出席者(12日、和歌山市で)
ねんりんピック総合閉会式の「グランドフィナーレ」として「上を向いて歩こう」を合唱する出席者(12日、和歌山市で)
 60歳以上のスポーツ、文化の祭典「ねんりんピック紀の国わかやま2019」が12日、閉幕した。和歌山県内では初開催。9日から4日間あり、田辺市や白浜町、上富田町など21市町で27種目が繰り広げられた。47都道府県、20政令市から監督・選手ら約1万人が参加。観客を含む延べ56万人の来場があった。

 和歌山市の県民文化会館であった総合閉会式では、67選手団の代表が、1人ずつ団旗を持って登壇。舞台上で旗を振ってアピールした。

 主催者代表の仁坂吉伸知事は「ねんりんピックは成功裏に総合閉会式を迎えることができた。選手団の皆さまはもとより、開催準備や運営を支えたすべての方々の尽力のおかげだ」とあいさつし、来年開催の岐阜県の古田肇知事に大会旗を引き継いだ。

 大会の総合開会式や各種目の様子をまとめた映像の上映や、橋本市出身の日本人女性初のオリンピック金メダリスト前畑秀子氏の生涯を描いたミュージカルが披露され、最後は全員が「上を向いて歩こう」を合唱して幕が下りた。

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