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熊野古道の案内看板設置 田辺市長野と長尾地区

田辺市長野の長尾地区役員らで設置した熊野古道長尾坂などの案内看板(田辺市上三栖で)
田辺市長野の長尾地区役員らで設置した熊野古道長尾坂などの案内看板(田辺市上三栖で)
 田辺市長野の長尾地区は、同市上三栖に熊野古道の長尾坂入り口や潮見峠などへの案内看板を設置した。

 古道客や、長尾坂から潮見峠に至る古道沿いの休憩施設「ひるね茶屋」に車でイチョウや桜を見に来る人たちから「道に迷った」という連絡が寄せられることが多いため。

 土地の所有者の許可を得て、茶端豊長野町内会長や水井豊和長尾区長ら6人で、長尾坂と、ひるね茶屋方面とに分岐する県道平瀬上三栖線と県道温川田辺線が交差する地点に看板を設置した。

 ひるね茶屋を営む宇杉一治さん(85)は「これまで道を間違えて伏菟野地区や旧長野中学校から電話をかけてくる人が多く、迎えに行くこともしばしばあった。この看板で、迷わずにたどり着いてもらえたら」と話している。

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