和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

インフル流行続く 1医療機関当たり43.71人、和歌山県、17日発表

 和歌山県は17日、今年第2週(6~12日)に、県内48カ所の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者数は2098人だったと発表した。1医療機関当たりは43・71人で、前週の26・20人から大幅に増えた。県は今後も流行が拡大する可能性があるとして、感染防止対策を呼びかけている。

 昨年の第52週(12月23~29日)は57・33人で、その前週の2倍近くに急増。データが残る2006年以降では過去最多となった。今年第1週(12月30日~1月5日)は、年末年始で休診した医療機関が多かったことから減少したが、第2週に再び増えた。

 県は要因について、休診が明けて受診者数が増えたほか、流行も続いているためとみて、注意を呼びかけている。

 1医療機関当たりの保健所別患者数は、海南が最も多い77・67人。次いで新宮の76・33人、和歌山市52・6人、岩出40人、湯浅32・75人、田辺31人、御坊と橋本がいずれも28・67人、串本1人だった。

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