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白浜から台湾チャーター便

日本航空のボーイング737―800(和歌山県白浜町の南紀白浜空港で3月撮影)
日本航空のボーイング737―800(和歌山県白浜町の南紀白浜空港で3月撮影)
 和歌山県白浜町の南紀白浜空港と台湾を結ぶチャーター便が5月に飛ぶことになった。県や町の誘致活動が実った形だ。白浜―台湾間をチャーター便が飛ぶのは2015年3月以来になる。

 16日に白浜発桃園国際空港行き、20日に桃園発白浜行きの便が飛ぶ。機材は日本航空のボーイング737―800(144席)の予定。この1往復の折り返し便には、台湾の観光客が搭乗する。

 県と日航が3月に包括連携協定を結んだことも、今回のチャーター便の実現を後押しした。

 県によると、白浜空港と海外を結ぶチャーター便が飛ぶのは、23年に白浜空港で国際ターミナルビルが開業して以降では5度目。国・地域別だとベトナム、韓国に続いて3例目になる。県は今後もチャーター便の実績を積み、海外の定期便就航につなげたい考えだ。

●旅行客を募集

 JTB和歌山支店(和歌山市)は、今回のチャーター便を利用する旅行客の募集を始めた。ホテルのグレードに応じた「四つ星コース」(旅行代金19万7千円から)と「五つ星」(同21万7千円から)がある。4泊5日の行程で、さまざまな観光地を巡る予定。

 申し込みは24日まで。問い合わせはJTB和歌山支店(073・432・1261)へ。田辺市下屋敷町の「龍神観光」や、御坊市湯川町の「中紀バス観光社」にもパンフレットを置いている。

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