上秋津と大学の取り組み
地域づくりについてまとめた「地域に学ぶひとづくり 和歌山・上秋津と大学との地域づくりからの発信」(筑波書房、A5判、税込み3080円)が出版された。
和歌山県田辺市上秋津では、地域の資源や人材を生かしながら地域課題の解決を図ろうと、住民らが直売所「きてら」や都市農村交流施設「秋津野ガルテン」を立ち上げた。
その上秋津の実践を学び、地域づくりの人材を育成しようと、地元と和歌山大学が連携して開いたのが2008年度から23年度まで続いた「地域づくり学校」。同書は、その講義内容を精査、再構成した。「地域づくりのノウハウを学ぶ実践的教科書としての期待に応えうるもの」としている。
編著者は、地域づくり学校に関わった藤田武弘・追手門学院大学地域創造学部教授、木村則夫・秋津野社長、大浦由美・和歌山大学観光学部教授、岸上光克・和歌山大学経済学部教授。
「地域づくりの理論と上秋津」「地域づくりとマネジメント」「地域づくりをめぐる新たな潮流」「地域づくりと農業・農村のこれから」の4部構成で、12章からなる。
地域に学ぶことの意義や、上秋津で地域づくりがどのように進展してきたか、都市と農村の交流、地域農業の6次産業化、農協などについて書かれている。地域づくり学校の参加者による、上秋津での学びについてなど11のコラムも掲載している。
秋津野の木村社長(69)は「先人や先輩たちが頑張って積み重ねてきた取り組みの上に今の地域の姿がある。役立つ内容になっていると思うので、地域づくりに関わる全ての方に読んでいただけたらうれしい」と話している。
同書は、秋津野ガルテンにも置いている。問い合わせは、ガルテン(0739・35・1199)へ。
和歌山県田辺市上秋津では、地域の資源や人材を生かしながら地域課題の解決を図ろうと、住民らが直売所「きてら」や都市農村交流施設「秋津野ガルテン」を立ち上げた。
その上秋津の実践を学び、地域づくりの人材を育成しようと、地元と和歌山大学が連携して開いたのが2008年度から23年度まで続いた「地域づくり学校」。同書は、その講義内容を精査、再構成した。「地域づくりのノウハウを学ぶ実践的教科書としての期待に応えうるもの」としている。
編著者は、地域づくり学校に関わった藤田武弘・追手門学院大学地域創造学部教授、木村則夫・秋津野社長、大浦由美・和歌山大学観光学部教授、岸上光克・和歌山大学経済学部教授。
「地域づくりの理論と上秋津」「地域づくりとマネジメント」「地域づくりをめぐる新たな潮流」「地域づくりと農業・農村のこれから」の4部構成で、12章からなる。
地域に学ぶことの意義や、上秋津で地域づくりがどのように進展してきたか、都市と農村の交流、地域農業の6次産業化、農協などについて書かれている。地域づくり学校の参加者による、上秋津での学びについてなど11のコラムも掲載している。
秋津野の木村社長(69)は「先人や先輩たちが頑張って積み重ねてきた取り組みの上に今の地域の姿がある。役立つ内容になっていると思うので、地域づくりに関わる全ての方に読んでいただけたらうれしい」と話している。
同書は、秋津野ガルテンにも置いている。問い合わせは、ガルテン(0739・35・1199)へ。