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【動画】開祖ひ孫の植芝氏ら奉納 本宮大社で合気道、和歌山県田辺市

 和歌山県田辺市本宮町にある世界遺産・熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)で19日、国内外から約130人が参加し「合気道国際奉納演武」があった。同市出身の開祖・植芝盛平のひ孫である植芝充央本部道場長(43)らが演武を奉納するなどした。

 本宮大社と熊野本宮合気塾、植芝盛平翁顕彰会の主催。2008年に田辺市で開かれた「植芝盛平翁没後40周年記念事業『第10回国際合気道大会』」を継承する事業として毎年開いている。

 この日はまず最初に植芝本部道場長による特別講習会があり、その後、神事を執り行った上で計13団体が演武を奉納した。最後に植芝本部道場長による奉納があり、気迫あふれる演武を参加者が固唾(かたず)をのんで見守った。

 植芝本部道場長は「毎年開催していただいていることや大斎原という神聖な場所でできることへの感謝、初心に戻って稽古していくことを神様にお誓いしながら奉納演武をさせていただいた」と笑顔を見せた。3年後には田辺市で20年ぶりとなる第15回国際合気道大会が開かれる予定。



大斎原で合気道の演武を奉納する植芝充央本部道場長(和歌山県田辺市本宮町で)
大斎原で合気道の演武を奉納する植芝充央本部道場長(和歌山県田辺市本宮町で)
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