【動画】アオリイカの産卵床設置 海底3カ所に、和歌山県串本沖
和歌山県串本町内にある24のダイビング店でつくる「串本ダイビング事業組合」(谷口勝政会長)は18日、同町沖にある3カ所のダイビングポイント(水深18~20メートル)にアオリイカの産卵床を設置した。産卵は5~6月だという。
串本の海では磯焼けや海水温の上昇などにより、アオリイカの産卵場所となる海藻が減少している。
組合では、産卵場所を確保して個体数を増やそうと毎年取り組んでいる。
この日はダイバーら19人が参加。同町串本の袋港で産卵床となる約3メートル四方に束ねた雑木をボート2隻に積み込んで出港した。潮岬沖にあるダイビングポイント「備前」と「グラスワールド」、同町有田の串本海中公園沖にある「イスズミ礁」の海底で、ダイバーが土のうを沈めてロープで固定した。
ダイバーの対間大将さん(36)は「産卵は初心者にも人気のシーン。ゴールデンウイークになると水温が上がってくるのでダイビングを再開するのにちょうど良いと思う」と話した。
串本の海では磯焼けや海水温の上昇などにより、アオリイカの産卵場所となる海藻が減少している。
組合では、産卵場所を確保して個体数を増やそうと毎年取り組んでいる。
この日はダイバーら19人が参加。同町串本の袋港で産卵床となる約3メートル四方に束ねた雑木をボート2隻に積み込んで出港した。潮岬沖にあるダイビングポイント「備前」と「グラスワールド」、同町有田の串本海中公園沖にある「イスズミ礁」の海底で、ダイバーが土のうを沈めてロープで固定した。
ダイバーの対間大将さん(36)は「産卵は初心者にも人気のシーン。ゴールデンウイークになると水温が上がってくるのでダイビングを再開するのにちょうど良いと思う」と話した。