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「和歌山に来ないで」 GW控え知事が強調

 和歌山県の仁坂吉伸知事は24日、記者会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、特にゴールデンウイーク(GW)中の帰省自粛などを改めて呼び掛け「いまは和歌山に来ないでください」と強調した。

 県は県外客の受け入れ自粛を求めていたが、効果が見られないとして23日、25日午前0時から5月6日までの休業要請を決定。県外客が多いキャンプ場や遊漁船などに対しては、県外からの受け入れ自粛を強く依頼することとした。

 仁坂知事は「例えば(休業要請した)パチンコ店などは和歌山も開いていない。(休業要請対象以外の)ゴルフ場やキャンプ場なども県外の人にサービスを自粛する運動をしている。不愉快な思いをされても困るので、今回は自粛してほしい」と強く呼び掛けた。

 さらに「感染者に医療を加えられる状態で保っているが、それが吹っ飛んでしまうかもしれない重要な時期。一気に増えれば、命が守れない状況も考えられる。ここで食い止めたい」と述べた。

 また、関西広域連合は23日「関西・GW(ゴールデンウイーク)も外出しない宣言」を出した。宣言では、帰省や観光地、海、山、ゴルフ、釣り、キャンプ、バーベキュー、パチンコなどを挙げ「府県を越えた移動はやめよう」と呼び掛けている。

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