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飲食、カラオケ、宿泊に特別枠 田辺市のコロナ対策補助金

 和歌山県田辺市は新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組む事業者を支援する「対策事業応援補助金」に「特別枠」を設ける。中心市街地の飲食店でのクラスター(感染者集団)発生を受け、飲食店、カラオケ店、宿泊施設は事業規模や住所などの補助要件を緩和し、重点的に対策を進める。

 市は24日に県のガイドラインに沿ってコロナ対策に取り組んだ上で、対策内容を店頭に掲示している飲食店、カラオケ店、宿泊施設を認定し、1店舗につき5万円を支給する制度を創設した。対象は約千店。補助金の特別枠は、取り組みを「見える化」した認定店を増やす狙いがある。

 補助制度は、新型コロナ対策で業態を変化させたり、新サービスを始めたりする事業者に最大10万円(補助率3分の2)を支給するもの。5月7日から申請を受け付けており、飲食店と宿泊施設からは約100件の申請があった。

 従来の補助要件は小規模事業者で、市内に住民登録している個人事業者、市内に本店のある法人などとしていたが、特別枠では市内に店舗があればよい。特別枠の期間は10月30日まで。

 申し込み、問い合わせは市たなべ営業室(0739・33・7714)へ。

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