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映画「ソワレ」のロケ地マップ配布 御坊・日高の実行委

映画「ソワレ」のロケ地マップを持つ中早大輔さん(右)とポスターを持つ宮脇誠さん
映画「ソワレ」のロケ地マップを持つ中早大輔さん(右)とポスターを持つ宮脇誠さん
 和歌山県の御坊・日高が撮影の舞台となった映画「ソワレ」について、御坊日高映画プロジェクト実行委員会は撮影場所を紹介する「ロケ地マップ」を作った。みなべ町内では町うめ課、町商工会、うめ振興館などに置いて配布している。

 映画は8月28日から全国公開しており、役者を志す青年と、海辺にある高齢者介護施設で働く若い女性の逃避行のストーリー。監督・脚本は外山文治、青年役は村上虹郎、ヒロインは芋生悠。

 御坊市、日高川町、美浜町、印南町、みなべ町、和歌山市で撮影された。マップでは、煙樹ケ浜、紀州鉄道西御坊駅、道成寺、印南漁港、南海フェリー乗り場など、映画のシーンの写真とともにロケ地を紹介している。

 主人公の2人が、梅農家で梅干し加工の手伝いを住み込みでするというシーンがあり、みなべ町では西岩代の梅畑や梅を干すハウス、倉庫などが出てくる。

 マップには「制作陣が食べたソワレ飯」として、スタッフやキャストが撮影中に立ち寄ったラーメン店、弁当の差し入れをした食堂など6店も紹介している。

 実行委メンバーの御坊市、宮脇誠さん(33)は「地元の慣れ親しんだ風景が映画で美しく撮影され、世界に配信されることはうれしい」、みなべ町西岩代の中早大輔さん(39)は「映画になったことで、地元を新たな見方で見ることができる。地元の人にもこんな良い所があると知ってもらえるきっかけになると思う」と話す。

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