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ヒドリガモ飛来 古座川河口に群れる

古座川河口で泳ぐヒドリガモ(20日、和歌山県串本町中湊で)
古座川河口で泳ぐヒドリガモ(20日、和歌山県串本町中湊で)
 和歌山県串本町の中湊から西向にかけての古座川河口に、渡り鳥のヒドリガモ(緋鳥鴨)が群れで飛来している。

 カモ科マガモ属の冬鳥。ユーラシア大陸北部などで繁殖し、日本全国の河川や湖で越冬する。全長50センチほどで、頭が雄はクリーム色、雌は茶褐色。主に水草やアオノリなどの藻類、陸上の草などを食べる。名前は雄の頭部の色彩に由来する。

 20日には20羽ほどの群れが川に入ったり、岸で羽を休めたりしていた。

 中湊の住民によると、毎年10月の上旬に10羽ほどが飛来し、徐々に増え、多い時で200羽ほどになる。3月下旬から減り始め、5月にはほぼいなくなるという。

 この住民は「毎年今頃は100羽ほどになっているが、今年は少ない。本格的な飛来の時季が少し遅れているようだ」と話した。

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