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故益山英吾さんの油彩画寄贈 新武道館へ長女・恵さん

田辺市立武道館に寄贈された故益山英吾さんの作品(和歌山県田辺市扇ケ浜で)
田辺市立武道館に寄贈された故益山英吾さんの作品(和歌山県田辺市扇ケ浜で)
 和歌山県田辺市を代表する画家の故益山英吾さん(1908~2000)の油彩画が、市に寄贈された。11日にオープンした田辺市立武道館(田辺市扇ケ浜)の2階ロビーに展示されている。

 作品は1992年制作の「那智の滝見ゆ」(100号)。長女の恵さんが寄贈した。

 恵さんによると、英吾さんが那智山を登る途中で見えた那智の滝の感動を一気にぶつけた作品で、あっという間に仕上げたという。

 恵さんは「展示された作品を見てこの場所にぴったりはまっていると思う。植芝盛平が那智の滝で修行していたと聞いて縁を感じた。私も父も気に入っている作品。新しい武道館に飾ってもらえてうれしい。多くの方に見てもらいたい」と話した。

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