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客の家族や同僚に広がる 新型コロナ、御坊管内のスナック

和歌山県庁
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 和歌山県の御坊保健所管内で、新型コロナウイルスの感染患者が相次いでいる。県内では24、25日に合わせて4人の感染が発表されたが、うち3人は御坊保健所管内在住。県がクラスター(感染者集団)に認定した同保健所管内のスナックでの感染判明者は従業員や客計9人(県外在住者を除く)。その家族や会社の同僚らにも感染が広がっており、感染が確認された同保健所管内在住者は25日現在で14人となった。

 そのうちの一人である来店客の30代会社員男性は、発熱やせきなどを発症したが、症状が治まったため、その後5日間、湯浅保健所管内の会社に勤務していた。現在は症状はないが、その会社の同僚で最近この男性と同じ車で出張したことがあったという30代会社員男性とその男児(0歳)の感染も判明した。

 このスナック関連以外では、大阪府在住の40代会社員男性の感染も分かった。会社から業務の一環でPCR検査を勧められたため、23日に県内の医療機関を受診したところ、感染が判明。県外在住者だが、県内で確認されたため、県内の感染者に数えている。

 これにより、県内で感染が確認されたのは、累計272人となった。

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